仙台の矯正歯科

仙台 矯正歯科 五橋デンタルクリニック

022-346-7558

仙台市青葉区五橋2-11-1 ショーケー本館ビル 1F
診療時間 10:00〜13:30 15:00〜19:30 土曜9:00〜13:30

舌側矯正装置

2016年01月13日

暖かかった年末年始でしたが、ここ数日ようやく山岳部や日本海側では積雪があり、仙台でも本来の冬らしい寒さが感じられるようになってきました。

さて今回も舌側矯正のお話の続きです。ただちょっとその前に歯科で用いられる装置についてのお話をしたいと思います。

治療に用いられる装置は実に様々な物があります。

通常成人の歯並び治療はマルチブラケットシステムという装置によって行われます。
DSCF7897

マルチブラケットシステムは歯に一つ一つアタッチメント(これをブラケットと言います)をつけ、それにワイヤーを通して一つ一つの歯を独立して動かすことができ、装置の中では一番自由に歯を動かすことのできる装置といっていいでしょう。

子供の治療の場合、ファンクショナルアプライアンス(機能的矯正装置)、顎外固定装置といったものも用いられることがあります。それらの装置は歯を動かすことに加え、顎整形力といって顎の成長促進や、抑制をする効果があります。

その他舌側弧線装置、床矯正装置、アライナー矯正装置(マウスピース)などの装置がありその用途に応じて適宜使用されます。これらの装置についてもいずれ詳しくお話したいと思います。

さて本題の舌側矯正装置です。別名リンガルブラケットシステムともいいますが、歯の裏側にブラケットを装着してワイヤーで歯を動かしていきます。実は基本構造はマルチブラケットシステムと同じなのです。
DSCF8546DSCF7900

しかし舌側からのアプローチは、器具が届き難かったり狭かったりと何かと治療の制約をうけます。また、力系も表からの矯正と異なるので、マルチブラケットシステムとは異なる知識を必要とし、いろいろ工夫しないと歯が動きません。そこで私は、これらの問題を解決し舌側からの治療を有利にすすめるたに、独自の矯正用アンカーシステムを開発しました。これにより、従来表からの治療と比べて、時間が多く掛かっていた舌側矯正ですが、表からの治療と同等の期間で治せるようになり、不適応症例もほぼなくなりました。このシステムは昨年その有効性が認められ特許も取得しましております。
DSCF8383

次回はこの矯正用アンカーシステムや歯の移動のメカニクスについてお話しようと思います。

それではまた。

仙台の五橋デンタルクリニック